色  相  ・  い  ろ

日本塗料工業会発行塗料用標準色
   2015年H版塗料用標準色
   2015年H版 新色14色
   2015年H版 2013年G版の削除色22色
   2015年H版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2013年G版塗料用標準色
   2013年G版 新色16色
   2013年G版 2011年F版の削除色16色
   2013年G版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2011年F版塗料用標準色
   2011年F版 新色15色
   2011年F版 2009年E版の削除色39色
   2011年F版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2009年E版塗料用標準色
   2009年E版 新色79色
   2009年E版 2007年D版の削除色55色
   2009年E版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2007年D版塗料用標準色
   2007年D版新色(2005年C版の削除色はありません)
   2007年D版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2007年D版塗料用標準色色違い防止のご注意とお願い
   2005年C版塗料用標準色新旧色表番号対応及び調色品区分表
   2005年C版新色・削除色(2003年B版比較)
   2003年B版塗料用標準色関連表及び調色品区分表
JISの安全色・識別表示の色(2005年C版・2007年D版・2009年E版で表示)
郵便ポストの色表示番号
   旧色 : 9R4.5/15(オレンジに近い朱色)
   現行 : 7.5R4/14(赤)
色の分類
色は大きく分けて無彩色と有彩色に分けられる。
無彩色
色相を持たない色で、白・黒及び白と黒を両端としその間の灰色を言う。
明度はあるが色相、彩度はない。
有彩色
色相を持つ色で赤、黄、青等の原色は勿論のこと、これらの色を混ぜ合わせた無彩色で
ない全ての色。
色相、明度、彩度共に持ち合わせている。
系統色名・慣用色名共にJISによる色名の表示方法であり次のように分けられる。
   1.系統色名
       あらゆる色を系統的に現したもので有彩色の基本色名(表1)と無彩色の基本色名
       (表2)に分けられ、これに修飾語(表3)を付けることでその差を現すことにしている。

第1表  有彩色の基本名
基 本 色 名 読 み 方 対応英語(参考) 略号(参考)
あ か red
黄   赤 きあか Orange
Yellow Red
Yellow
黄  緑 きみどり YellowGreen
GreenYellow
LeafYellow
みどり Green
青  緑 あおみどり BlueGreen
Cyan
あお Blue
青  紫 あおむらさき Violet
PurpleBlue
むらさき Purple
赤  紫 あかむらさき RedPurple
Magenta
注) 黄は黄色(きいろ)としてもよい
第2表  無彩色の基本色名
基 本 色 名 読 み 方 対応英語(参考) 略号(参考)
しろ White
灰   色 はいいろ (Neutral)Grey(英・米)
くろ Black
注) SはSchwarz(独)の略である。
第3表  修飾語
修飾語 読 み 方 対応英語(参考) 略号(参考)
あざやか Vivid V V
明るい あかるい Light It
こい Deep dp
うすい Pale pl
くすんだ Dull dl
暗い くらい Dark dk
ごくうすい VeryPale vp
明るい灰 あかるいはい LightGreyish lg
はい Greyish mg
暗い灰 くらいはい DarkGreyish dg
ごく暗い ごくくらい VeryDark vd
備考 “明るい灰”色“灰”及び“暗い灰”は、それぞれ“明るい灰のみ”、“灰のみ”、
    および“暗い灰のみ”としてもよい。
   2.慣用色名
系統色名にある同じような色でも昔から(比較的新しいものも含めて)慣用的に用いられたり、
系統色名で表現しにくい場合に用いられ、主に植物、動物、鉱物等の自然物等のものが多くJIS
では約170指定しているが、一部を次表に示す。
慣用色名 対応する系統色
名による表示
代表的な色の三属性
による表示(参考)
対応英語
(参考)
オールドローズ くすんだ赤 1R6/6.5 Old rose
ローズ あざやかな赤 1R5/14 Rose
ストロベリー あざやかな赤 1R4/14 Strawberry
さんご(珊瑚)色 明るい赤 2.5R7/11 Coral pink
ピンク うすい赤 2.5R7/7 Pink
桃色 くすんだ赤 2.5R6.5/8
紅梅色 くすんだ赤 2.5R6.5/7.5
ボルドー 暗い灰赤 2.5R2.5/3 Bordeaux
紅(べに)色 あざやかな赤 3R4/14
ベビーピンク うすい赤 4R8.5/4 Baby pink
シグナルレッド あざやかな赤 4R4.5/14 Signal red
カーミン(カーマイン) あざやかな赤 4R4/14 Carmine
えんじ(臙脂) 4R4/11 Madder red
すおう(蘇芳) くすんだ赤 4R4/7
あかね(茜)色 濃い赤 4R3.5/11 Madder red
マルーン 暗い赤 5R2.5/6 Maroon

補 色
赤と青緑、黄と青紫のように二個の有彩の光をある割合に混ぜ合わせたときに無彩色に
なってしまう、このような色光は互いに補色関係にあるという。
補色関係は物体色でも成立するが物体色の場合はお互いの色を消しあう働きをする。

尚、補色関係は色装環のお互いが対立する色で示された通りである。
条件等色(メタメリズム)
分光分布が異なっている二つの色が、一定の照明の下で同じ色に見えることを称し条件等色
(メタメリ性)といっている。
例えば昼光の下では同じ色に見える二つの色が、蛍光ランプの下では異なって見えることが
ある。
このように同じ照明の下では等色にみえ、異なった照明の下では不等色に見える事である。
これは使用する原色の違いによって起きやすい現象である。


色の三属性
色には3つの違った性質があります。それは色相・明度・彩度でありこれを
色の三属性といいます。
但し,無彩色には明度だけあり他の二つの属性はありません
色 相 H(HUE)
赤・青・黄色のように特性づける色の属性で有彩色だけにある性質。
明 度 V(VAIUE)
色の明るさについて言い,無彩色・有彩色を通じての性質。
白が最も明るく、最も暗いのは黒です。
彩 度 C(CHROMA)
色のさえ。色の鮮やかさの度合いを言う。
マンセル表色系
アメリカの美術教師マンセル(AlbertH.Munsell)によって創案されたものです。
色相は、基本色に赤・黄・緑・青・紫の5色相を決め、この中間に、黄赤・黄緑・青緑・青紫・赤紫
の5色相を加え、10の主要色相が基準になっています。
明度は、黒が0、白が10、その中間に9つの段階のグレーを配置して、この明度段階を11段階
とし、明度段階はN0・N1・N2・・・・・・・N10のように表します。
このときのNはニュートラルの意味です。
彩度は、無彩色を0とし、色味が強まるにしたがって、段階的に1・2・3・・・のように表します。
最も彩度の高い純色は、色相によって段階が異なり、赤が最も段階が多く14まであります。
このように、マンセル表色系では、彩度段階が異なるため、色立体は複雑な形になります。

マンセルの表色法(JIS z 8721 三属性による色の表示法)


マンセルの色表示記号
HV/Cで表します。
H(Hue)は色相、V(Value)は明度、C(Chroma)は彩度です。
Hは5R、3YR、10Yなどと書きます。
Vは4/、5/、9/などと書きます。
Cは/5、/8、/10などと書きます。
5Rの純色を記号で表すと5R4/14となり、これは5R4の(スラッシュ)14と言われます。


スズカファイン色の基礎知識

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