屋根の塗替え : セメント瓦 |
セメント瓦 | 塗料の選択 |
【塗 料】 1.下塗り : 水性カチオン系下塗り 2.上塗り : 水性アクリルシリコン樹脂塗料 水性のため、臭気がマイルドで刷毛・ローラー塗りに適し、 耐候性が抜群に良い塗料 【推薦塗料】 下塗り : 水性ベスコロ下塗(スズカファイン株式会社) 上塗り : 水性ベスコロSi(スズカファイン株式会社) |
1.商品構成
スズカファイン株式会社製品 | |||||
製 品 名 | 容 量 | 色 相 | 積算価格 | 消防法 | |
下塗 | 水性ベスコロ下塗 | 14kg | 透明 | \ | 非危険物 |
上塗 | 水性ベスコロSi | 15kg | ナスコン | \ | 非危険物 |
製 品 名 | 容 量 | 塗装方法 | 希釈率 (%) |
標準使用量 Kg/u |
塗面積 u/缶 |
塗装間隔 (20℃) |
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下塗 | 水性ベスコロ下塗 | 14Kg | 刷毛 | 0 | 0.15〜0.20 | 70〜93 | h以上 |
上塗1回目 | 水性ベスコロSi | 15Kg | 刷毛 | 3〜5 | 0.24〜0.30 | 50〜62 | 2h以上 |
上塗2回目 | 刷毛 |
2.作業内容
工 程 | 使 用 機 器 及 び 作 業 内 容 |
素地調整 | 劣化した旧塗膜、付着物は皮スキ・ワイヤブラシ・サンドペーパー等で可能な限り除去し、ホースで 水を流しながらデッキブラシやタワシなどでゴミ・汚れ・コケ等を洗い流して下さい。 |
乾 燥 | 水洗後は十分に乾燥して下さい。 |
下塗り | 1.水性ベスコロ下塗14Kgを無希釈で150〜200g/u/回を刷毛で塗装する。 2.塗装間隔は20℃で2時間以上とする。 |
上塗り | 1.水性ベスコロSi15Kgに、清水を3〜5%希釈し、120〜150g/u/回を刷毛で2回塗装する。 2.塗装間隔は20℃で2時間以上とする。 |
【塗装上の注意】 ●素地は十分に乾燥して下さい。 ●塗付量が少ないと十分な塗膜性能が得られませんので、標準塗付量を厳守して下さい。 ●気温5℃以下、湿度85%以上での、塗装は避けて下さい。 ●塗装は天気の良い日を選び、塗装後に降雨・急冷・結露の恐れがある場合は、塗装を避けて下さい。 ●水洗い時の屋根は滑りやすいので足元にご注意下さい。 ●エアレス塗装の場合、エアレス機の中に溶剤が残っていますと詰まりますので、予め水をよく通してから ご使用下さい。 ●高圧水洗やエアレス塗装時の飛散ミストは、トラブルの原因になりますので、十分にご注意下さい。 ●塗装後、3〜5時間位は絶対に雨に合わないように、また山間部などで、夜露が早く降りる地域では、 塗装を早めに終え、乾燥時間を確保して下さい。 ●新生瓦の場合、水切り部で上下の板が塗料で付着している箇所は、皮スキなどで縁切りをして下さい。 ●水性ベスコロ下塗りはカチオン系ですので、一般の水系塗料と絶対に混ぜないで下さい。 また、一般の水系塗料に用いたはけ・ローラーなどの塗装用具を共用されますと固まることがありますの で避けて下さい。 ●塗料は十分に攪拌してからご使用下さい。 うすめすぎは、スケ・仕上り不良等の原因になりますので注意して下さい ●各工程の塗装間隔は所定の時間を厳守して下さい。 ●仕様の数値は、標準のものです。 下地の状態、施工条件などにより、多少異なることがあります。 ●塗料の取扱い時、塗装時は換気を行って下さい。 ●塗装後のはけ、ローラー等の用具は塗装後、直ちに洗浄して下さい。 |