平成31年版公共建築改修工事標準仕様書
4章 外壁改修工事

6節 塗り仕上げ外壁等の改修

4.6.1  一般事項
この節は、既存の仕上塗材塗り仕上げ等を改修する場合及びコンクリート打放し仕上げ外壁、
モルタル塗り仕上げ外壁等に仕上塗材塗りを行う場合に適用する。

4.6.4  既存コンクリート打放し仕上げ外壁、既存モルタル塗り仕上げ外壁等の下地調整
既存のコンクリート打放し仕上げ外壁、モルタル塗り仕上げ外壁等に仕上塗材塗りを行う場合
の下地調整は、次による。

(ア) コンクリート面の下地調整は、次による。
(a) 目違いは、サンダー掛け等により取り除く。
(b) 下地面の清掃を行う。
(c) 下地調整塗材C−2を、1〜2mm程度全面に塗り付けて、平滑にする。
但し、スラブ下等の見上げ面及び厚付け仕上塗材仕上げ等の場合は、省略する。
(d) 下地の不陸調整厚さが1mm以下の場合は、(c)の下地調整塗材C−2に代えて、下地調整塗材C−1
を平滑に塗付けることができる。
(e) 下地の不陸調整厚さが3mmを超えて10mm以下の場合は、(c)の下地調整塗材C−2に代えて、
下地調整塗材CM−2を平滑に塗付ける。
(イ) モルタル、プラスター及びプレキャストコンクリート面の下地調整は、次による。
(a) 下地面の清掃を行う。
(b) 合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
但し、仕上塗材の下塗材で代用する場合は、省略することができる。
(ウ) ALCパネル面の下地調整は、次による。
(a) 下地面の清掃を行う
(b) 合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
但し、下地調整塗材Eで代用する場合は、省略することが出来る。
(c) 仕上塗材製造所の仕様により下地調整塗材C−1又は下地調整塗材Eを全面に塗り付けて、平滑にする。
但し、外装薄塗材S仕上げの場合は、下地調整塗材C−2を全面に塗り付けて、平滑にする。
(エ) 押出成形セメント板面の下地調整は、次による。
(a) 下地面の清掃を行う。
(b) 日本建築学会材料規格 JASS 18 M-201 [反応形合成樹脂シーラーおよび弱溶剤系反応硬化形合成
樹脂シーラー]に基づく塗料を全面に塗り付ける。
なお,仕上塗材の製造所の仕様により,下塗材を JASS 18 M-201 に基づく塗料で、代用することができる。